現在の金沢アトリエはどうなってる?
横浜校
大船校
金沢アトリエ 沿革
「金沢アトリエ」の名称は、戦前鎌倉市材木座海岸にて画塾とした発足させた、洋画家の金沢重治(じゅうじ)にちなんだものである。
1971年、鎌倉市材木座海岸にて戦前から続く金沢アトリエを尾竹由己氏が学生ながら前任者より引き次ぎ大船にて開塾した。尾竹由己氏は、明治から昭和初期にかけて活動した日本画家 尾竹竹坡の孫にあたる。
大船駅西口から戸塚方面に徒歩5分ほど、鎌倉自動車学校の先に最初の塾はあり、川沿いに建つ掘っ立て小屋のような佇まいであった。。開塾から数年後、塾生(現役高校生・浪人生)約10数人の人数から東京藝術大学になんと6人入学したという快挙を遂げた。その後拠点を大船駅東口に移し(ミイ第一ビル)、塾生(生徒)も増え続け、藝大を含め有名美術大学に送り込でいった。次第に湘南地区で美術予備校として名を馳せ、1996年、同町内にて自社ビル設立に伴い、半世紀以上続いた「金沢アトリエ」から「湘南美術学院」へと改称した。同年、青葉台に学院初となる分校、横浜青葉台校の前身を新規開設した。
2016年、横浜駅西口に3校目となる横浜校を開校した。「湘南美術学院」は、通称「ショナビ」と呼ばれるようになり現在に至る。
新規事業として「VALLOON STUDIO SHIBUYA」を開設。ギャラリースペースとアトリエとイベントスペース機能を持ち合わせた新たなプラットフォームに挑戦している。更に鹿島山北高等学校と提携しVALLOON高等学校という美術に特化した通信制サポート校を設立。また小学生低学年で学べるアートプログラムの通信教育や、「湘南画塾」という生涯学習講座を展開している。
「金沢アトリエ」「湘南美術学院」は、美術界、デザイン界に多くの人材を世に送り出し続けている。
2024年3月 尾竹由己氏は現役から退き後進に道を譲ることとなった。